ひろゆうの悠々ガン生活

直腸ガンステージ3a、手術で30cm切除、直腸温存、寛解?? 頑張らずに暮らしてみる

これは後遺症と言うのか?( ̄▽ ̄;)

殺人的な暑さの中、仕事で移動中である。


以前術後出血があり調べてみたら、切れ痔だったみたいな話を書いた。
最近、排便時に出口が割りと痛い。と思ったら今朝はけっこうな鮮血がトイレットペーパーに付いた(・・;)


しばらく休んでいたボラギノールみたいな薬を再開せねばなるまい。あれってちゃんと注入するのが難しいから面倒くさい。ちゃんと入っているか確認しようとして頭を前方に倒すと下半身に力が入るので、穴が閉まってしまう…
かといって、妻に頼むのは屈辱的である(体勢込みでw)


タイトルに後遺症と書いた理由は…
手術までの多分2~3年、たいていは軟便、基本的に壊し気味だった。手術前は細い管一本分しか大腸が開通してない状態だったから、体の自動調整が働いたとしか思えない。
それが手術後に正常に開通したもんだから、よっしゃ行ったれ~みたいな太い固いのを生産して、長きに渡り甘やかされていた肛門が耐えきれない状態と推察している(ホントか?)。


もちろん用心に越したことはないので、最近書いたばかりの正常性バイアスの話もあるし、しばらく薬を使って改善しなければ検査せねばなるまい。

「がんは幸せな病気」なのか?

手術後にあまりトピックがないので、こういうときはいろいろがんについて漫然とサイト訪問することが多い。
ふと目についたのが「がんは幸せな病気」論である。


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「がんは幸せな病気である」という理由の一つに「死期がある程度わかるため残された時間を有意義にすごしやすい」というのがある。
確かに
・エンディングに向かう本人、家族の準備ができる
・会いたい人とのお別れができる
のは大きいでしょうね。


私はがんになるということは死因が一つ増えたと考えてしまうので、実はあまり同意していない。また、末期の症状が本人や家族にとって辛い、もしくは認知に支障が出るケースも多いので、残された時間の有意義な使い方と相殺できるかどうかはビミョーだと考えてしまう。
ただ治療が難しいがんだと、がん以外で死ぬ確率は非常に低いので、残りの人生を意識して過ごすことができる点は理解する。


ただし…
健康な人は不用意に「がんは幸せな病気なんだってね~♪」なんて言わないほうがいいでしょうね。がん患者に向かって言わなくても、雑談レベルでも。
たまたま周りにいた人ががん患者かもしれません。私の会社にも周囲にがんと言わずにがん治療しながら仕事している人がいます(私は周囲に話をして業務調整について協力をお願いしました)。
「がんは幸せな病気」と言うことが許されるのは本人と家族、いや本人だけなのかもしれません。




余談:
がんになって自分自身、いかに正常性バイアスによって事実からを逃避していたことに気が付きました。健康診断で異常があろうが、下腹部に痛みがあろうが。


それを改めて思ったのは、先日の大雨による避難勧告によって避難した人は数%だったと聞いたときです。もちろん避難しなかったことが被害原因のすべてではないことは理解しています。


「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスが働くと取り返しがつかないことになるかもしれません。リスクはしっかり管理していきたいと思います。
取り越し苦労でも無駄骨でも、後で笑い話、思い出話にできれば幸いなことです。

手術後、初CT (造影剤込み)

御無沙汰である。
もともと役立たずなことではNo.1のブログなのだが、ネタもない有様。


2月終わりごろからUFT+ユーゼルの組み合わせで始めた抗がん剤も5クール目である。
4週間飲んで1週間休む。この休みの間に通院して血液検査して継続如何を考える、というスケジュールが遅滞なく続いている。
まぁときどき副作用で体調悪くなるが、一時的なものだ。


7月第1週に造影剤+CT撮影を行った。
久しぶりのイベントである。そろそろドキドキ内視鏡なのかなw


肝臓に影あり、と言われたが良性の血管腫でしょう、と言われた。
一応技師さんが最終判断されるそうだが、あれっきり病院から連絡ないので問題ないんだろう。